雪陵会は、都立日比谷高校の校外行事であるスキー教室で、 スキーインストラクターをするボランティア団体です。 1956年(昭和31年)にスキー合宿参加者によるOB会として発足しました。 メンバーは日比谷の卒業生で構成され、 社会人となった雪陵会OB・OGに支えられながら、 大学生が主体となって日々活動しています。
スキー教室ではスキーを教えるだけでなく、松明滑走やキャンプファイヤーなどのイベントを通して、スキー教室全体を盛り上げます。また雪のある季節だけではなく、年間を通して活動しています。オフシーズンの活動は、基本的に毎週土曜日です。前期はみんなでトレーニングをしたり、松明滑走用の松明を作ったりします。後期はスキー技術や指導法の勉強、安全対策などについてのミーティングを行っています。シーズンに入ると、まず12 月にメイン活動となるスキー教室があり、2月と3月にも技術向上のための合宿があります。5月の連休には新歓合宿、夏季休業期間には夏合宿を行います。和気あいあいとした雰囲気で、ときには真剣に、楽しく活動しています。
スキーを通して母校を愛し、伝統を受け継ぎながらも、常に新しいことに挑戦していく。 それが、われわれ雪陵会です。
こんにちは!令和7年度雪陵会リーダーを務めます、令和4年卒の濱田瞳です。
私たち雪陵会は日比谷高校の卒業生による団体です。 日比谷高校の行事の1つであるスキー教室の運営を主たる目的として、年間を通じて活動しています。 例年100人程度の高校生の参加者を迎え、長野県志賀高原熊の湯・横手山スキー場にて 12月にスキー教室を開催しています。
講習では、初心者から経験者まで、自分のレベルに合った講習を受けることができます。 また、講習だけではなく、山頂アタックや雪陵会員による松明滑走、キャンプファイヤー、 デモンストレーションなどといった楽しい企画も行っています。 普段あまり関わりがない人たちや、私たち雪陵会との交流、 そして雪山という非日常的な空間。忘れられない4日間になること間違いなしです。
今年度は、生徒80名の参加が見込まれております。これはコロナ禍以降に実施された過去2度の合宿の倍にあたる人数です。より多くの日比谷生に、安全かつ充実した時間を提供できるよう、これまで以上に尽力してまいります。先輩方が築き、受け継いできた伝統を、今後も末永く繋いでいけるよう、先輩方や関係者の皆様のお力添えを賜りながら、誠心誠意取り組んでまいります。今後とも温かいご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年度リーダー 濱田 瞳